知覚過敏を知ろう
こんにちは 八王子市八王子駅の歯医者・歯科・インプラント
デンタルオフィス心です。
最近日中も暑くなってまいりました。暑くなると冷たいものが欲しくなりますね。
ところで、冷たいものを飲食した際に歯が「キーン」となった経験はありませんか?今回は知覚過敏についてのお話です。
まず初めに知覚過敏について知る前に歯の構造を知っておきましょう。
歯は、「エナメル質」「象牙質」「歯髄」で構成されています。やんわりお伝えします。
「エナメル質」
口を開けた際に見える歯の白い部分。硬く密な構造のため歯の内部に物を通さない。
「象牙質」
エナメル質の内側にある組織。管が幾重にも連なった構造をしている。管の先には歯髄がある。
「歯髄」
これらを知った上で知覚過敏はどこで生じるでしょうか。
お分かりの通り、象牙質で起こります。
歯と歯茎の境目がある事象により象牙質が露出した際に生じます。(虫歯、加齢、汚れ、食いしばり等...)
管状になっている構造上、お水や風の刺激が歯髄まで到達すると「キーン」という刺激痛を生じます。これを知覚過敏と呼んでいます。
もし知覚過敏が起こったら、知覚過敏予防の歯磨き粉を使うかもしれません。折角なので知覚過敏に効果のある成分を確認しておきましょう。
主な成分として、「乳酸アルミニウム」「硝酸カリウム」が挙げられます。
「乳酸アルミニウム」
象牙質の管城部分に蓋を施し刺激を遮断する
「硝酸カリウム」
過敏になった神経を落ち着かせる
市販の歯磨き粉には、片方どちらかor両方含まれていますので、チェックしてみることも有効です。
これから暑くなるシーズン、冷たいものを美味しく召し上がるためにも事前に準備をしておけるといいですね。
そのためにも、ご自身の歯磨きと併せて歯医者さんでの定期クリーニングをお勧めいたします。
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